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2023-03-28 『高崎市手話言語条例』(社会資源シリーズ「手話通訳派遣事業」その2)


手話パンフレット『ふれよう手話に!楽しもう手話を!』(表紙)

 聴覚障害者のうち、手話を日常的に使用している人を、ろう者といいます。


 それまで、群馬県内でバラバラに生活していたろうの子ども達は、大正11(1922)年の私立高崎聾唖学校の設立に伴い、高崎に集まり、群馬県内初のろう者の集団ができました。ここで育まれた手話は、のちの手話サークルの立ち上げや手話通訳者の育成につながっています。つまり、群馬県内の手話、手話サークル、手話通訳者の元をたどると、高崎に行きつくのです。


 手話は、音声言語と異なる言語です。高崎市では、その認識のもと、ろう者及びろう者以外の者が共に生きる共生社会の実現に寄与することを目的として、高崎市手話言語条例を制定し、平成29(2017)年4月1日より施行しています。そして、この条例の意義を広く市民に知ってもらうために、『ふれよう手話に!楽しもう手話を!』のパンフレットを作成し、市のホームページに掲載しています。


https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019022000026/

 このパンフレットでは、聞こえない人とのコミュニケーションは、手話以外にも色々な方法で取れることを紹介しています。ただ、手話は、ろう者にとって一番使いやすく、わかりやすい言語です。誰もが生きやすい共生社会の実現を目指して、皆さんも、手話にふれてみてはいかがでしょうか。



≪高崎市手話通訳者派遣事業≫
高崎市障害者支援SOSセンターばる~ん
〒370-0829 高崎市高松町5-28
高崎市総合保健センター2F
TEL 027-325-0111/FAX 027-325-0112
Mail shuwa@city.takasaki.gunma.jp(派遣事業専用)
【開館日時】
火曜~日曜(休館日:月曜・祝日・年末年始)
午前10時~午後6時 ※相談対応できる日時です。
◎手話通訳者は、どの日時でも派遣します。ご相談ください。


【執筆者】
高崎市手話通訳者派遣事業担当(高崎市障害福祉課給付担当)

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