コラム
「電子処方箋概要」厚生労働省
【電子処方箋メリット動画(国民向け)】
【厚生労働省HP:(電子処方せん(国民向け))】
今回のコラムでは、ニュースで話題の電子処方箋についてお伝えしたい。
そもそも電子処方箋とは何かと言いますと、これまで紙で発行されていた処方箋を電子化したものになります。
「電子化なんてわからない」という方もいるかと思いますが、安心して下さい。電子処方箋を利用するのか?しないのか?については、病院で皆さん自身が選択できます。
でも、電子処方箋にはこんなメリットがあると言われています。
・複数の医療機関・薬局を利用しいる方は、そのお薬の情報を医師・薬剤師と共有できる。
・お薬の情報を共有することで、同じ成分の薬が医師から処方される(重複投薬)の回避できる。
・危険な組み合わせのお薬の飲み合わせを回避できる。 などなど、医療介護連携においても様々なメリットが想定されています。
電子処方箋の本格運用は2023年1月26日からなので,そのメリット・デメリットについては、まだまだ検証が必要であると考えますが、一度、試してみてはいかがでしょうか。
詳しくは厚生労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/denshishohousen_kokumin.html)
も参考になります。
【執筆者】
高崎健康福祉大学 薬学部 地域医療薬学研究室
准教授 土井 信幸
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