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コラム2023-01-19 【わたしたちの医療介護連携】第7回「在宅での言語聴覚療法」群馬県言語聴覚士会

 言語聴覚士とは、病気や事故、発達上の問題などにより、言葉によるコミュニケーションをとることが難しい方に対し、専門的なサポートをする仕事です。また、食べたり飲み込んだりすることがうまくいかない摂食嚥下障害や認知症、注意・記憶障害などの高次脳機能障害のリハビリも行います。言葉のコミュニケーションと食べることをサポートすることで、その人らしい生活ができるよう支援していく専門職のことです。(日本言語聴覚士協会ホームページより抜粋)


 言語聴覚士は医療施設に勤務していることが多いですが、退院後にも言語聴覚療法を継続して行いたい・在宅生活の中でコミュニケーションや飲み込みなどに困難があるなど、在宅でのニーズも聞かれます。そんな時に、デイサービスなどの通所施設や訪問リハビリ事業所などから、在宅でのコミュニケーションや飲み込みに関するリハビリ(言語聴覚療法)としてサポートさせていただきます。


 ただ、一概に「在宅での言語聴覚療法」といっても、ご利用者様によって目標は様々です。入院中に行っていたようなリハビリを継続し、機能維持を目指したいと考える方もいますし、在宅での食事をむせなく安全に食べられるような提案をしてほしい、在宅でのコミュニケーション方法をどうしたらよいか提案してほしいなど、ご利用者様やご家族により希望も目標も様々です。そのご家庭やご利用者様の希望を聞きつつ、専門職として提案をさせていただきます。しかし、提案を受けたとしても、それをすべて受け入れるかどうかはご利用者様の選択になります。


 在宅で生活することでその方らしい生活が送れる、それもとても大事なことです。在宅で安心して生活が送れるよう、医療的な考えや安全性も含め専門職としての提案をし、それをご利用者様が参考にこうしていきたいと考えるお手伝いをさせていただければと考えております。



執筆者 佐藤未央 (一般社団法人言語聴覚士会)

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