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2022-08-17 ご存じですか,民生委員・児童委員

知ってるようで意外と知らない民生委員・児童委員。以下の質問はわかりますか?

Q1:民生委員と児童委員は別の人?
Q2:民生委員はボランティア?
Q3:民生委員は多額の報酬をもらっている?
Q4:民生委員は一人ひとり単独で行動している?

A1:民生委員と児童委員は同一人物です。法律で民生委員が児童委員を兼ねることになっています。高齢者や児童と分けることなく,生活に困っている人を地域で支えています。ちなみに主として児童福祉を担当する主任児童委員も民生委員です。

A2:民生委員の身分は,厚生労働大臣が委嘱する非常勤・特別職の地方公務員です。生活保護や一人暮らし高齢者の実態調査にも協力しています。一方で地域のサロン運営や挨拶運動など自主的なボランティア活動にも取り組んでいます。公務員とボランティアの両面をもつユニークな存在です。

A3:法律で無給と規定されています。活動費は国から年額60,200円が支給されます(R4年地方交付税算定額)。月5,000円ほどですから少額です。

A4:民生委員は,地区民生委員児童委員協議会(民児協という)の単位で活動しています。高崎市の場合は,おおむね小学校区が地区民児協のエリアとなり,36地区あります。健大のある大類地区は9人の民生委員が日々相談しながら協力して活動しています。ちなみに前橋市はおおむね中学校区がエリアとなっています。

今年は一斉改選の年です。12月からは新しい民生委員も加わり再スタートします。皆さんの協力者として信頼関係をつくっていきましょう。

【執筆者】
 金井敏(高崎健康福祉大学 健康福祉学部 社会福祉学科 教授) 


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