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コラム2022-03-09 【コラム:わたしたちの医療介護連携 】第3回「訪問看護師として働くこと」 訪問看護ステーション連絡協議会

【コラム:わたしたちの医療介護連携 】第3回「訪問看護師として働くこと」

わたしが病棟看護師として働いていた頃は介護保険等の制度がなく、看護師が多方面に関わっていました。退院したいと強く願う患者さんと、患者さんの家族の思いが一致せず、自宅でどうやって看たらいいのかとご家族の混乱もあり自宅退院になかなか踏み切れない方が多くいました。退院指導での一時だけの関わりでなく、
『患者さんの希望されるその現場で、看護師として役に立ちたい。』『住み慣れた家で家族や友人に囲まれて笑って過ごしてほしい。』その思いが、私の訪問看護師の第一歩でした。


そんな私も、訪問看護師として働き出して20年近くになります。
病気や障害を持っていても主治医と連携しながら、最期まで居宅で暮らせるように支援しています。人工呼吸器、胃ろう、人工肛門等の管理、褥瘡の処置その予防、日常生活や心理面の支援、入退院支援、社会資源活用、リハビリ、食事指導、服薬管理、入浴介助、着替え、患者さん家族等介護者の相談支援等々です。居宅では利用者さんの人生そのものと向き合っています。泣いたり、笑ったり、怒ったりもご一緒させていただいています。


現在は、その利用者さんらしい生活が出来るよう、主治医、ケアマネージャー、各職種の専門家がそれぞれの視点で意見交換し、利用者さんだけでなく御家族も含めたチームを作り、在宅療養を支援することになっています。
『自宅で過ごしたい』その思いを最大限応援し、住み慣れた家で安心して過ごせるようにこれからも支援させて頂きたいと思います。

執筆者 金田里佳(訪問看護ステーション連絡協議会)

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