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活動報告2025-09-02 第2回「家庭における食中毒の対策のポイント」を開催しました





令和7年度 第2回 在宅医療・介護連携推進事業研修会「家庭における食中毒の対策のポイント」を開催しました。

【開催日】
令和7年9月1日(月)14:00~16:00

【講師】
高崎健康福祉大学 農学部生物生産学科 食品安全学研究室
教授 石岡大成 先生

【参加者】
お申込み 29名/参加者 24名

【参加者資格】
介護支援専門員 16名,看護師 1名、保健師 3名、ソーシャルワーカー 3名、
その他 1名

 わが国で発生する食中毒事例の約10%は一般家庭に起因するとされていることから、一般家庭における食中毒や感染症の予防について学ぶことを目的に研修を計画しました。
 前半は食中毒の原因菌の特徴や原因食品、症状や予防方法についての講義がありました。実際に起こった事例も交えて加熱で防げるものや、高温に耐性の芽胞を形成するものなど予防には特性を理解して対応しなくてはいけないことを学ぶことができました。また、食中毒を防ぐための3原則―付けない(うつさない)・増やさない・やっつけるの重要性が理解できました。ノロウイルスの汚物処理は、エタノールではなく次亜塩素酸ナトリウムの消毒が必要であるとのことでした。
 後半は実験で汚染度を数値化できる「ルミテスター」を使用して手やスマホの汚染度を調べました。また、市販されている豆苗やカイワレ大根のスポンジに含まれている水分を専用の機械に入れてスマートフォンで見ると生きている常在菌が動いている様子が観察できました。最後に水道水に試薬を入れて塩素濃度を確認しました。
 アンケートでは「実験がありわかりやすかった」「日頃手に触れているところにもかなり菌が存在していることがわかった」「訪問時、食中毒の注意について伝えていきたい」などの感想が聞かれました。
 以上のとおり、参加者が自分のこととしてとらえ、地域の人にも伝えていきたいと思える研修でした。

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