機器についての講義の様子


NPPV装着体験の様子


在宅吸引機使用体験の様子

　7/11（水）平成30年度第1回在宅医療・ 介護連携推進事業研修会【後半研修②】を実施いたしました。
　この研修会は、医療の知識や医療と介護の連携に関する知識を習得し、ケアプランに 反映できること、ケアマネジメントに役立つネットワーク作りを構築することを目標としています。
　第1回目全体研修（後半研修）は、大変ご好評をいただき、今回は6月に引き続いて2回目の研修となります。前回同様「業者による機器の紹介及び機器操作演習」では、はじめに業者の方から機器の使用方法や使用上の注意点など、実際に現場で療養者の方にかかわっているからこそ伝えられる具体的なお話をしていただきました。
　参加者19名のうち、居宅介護支援事業所から17名、あんしんセンターから2名の方が参加され、皆様の感想から大変充実した研修となったことがうかがえました。

　「実際に吸わせていただき実感が持てました。見るのと体験するのは大違いです。ありがとうございました。」「呼吸器疾患の利用者が増えてくるということで、在宅酸素の取り扱い方の注意点等勉強することができて今後の対応に役立てたいです。」「他にも高齢者に多い疾患の勉強をさせてください」「使用を体験でき、良かったと思います。説明もとてもわかりやすかったです。ありがとうございました。」「医療というと少し引いてしまう気持ちがどうしてもあるため、これからも積極的に参加したいと思いました。」というご意見をいただきました。

　アンケート内容から参加した方の多くが、機器に触れる体験をとおして、療養者の皆様が抱える大変な様子を知ることができたようで、酸素の送られ方や、装着してみて感じたことを今後の支援に役立てていただければ幸いです。
　利用する方々が安心して在宅生活を送れる地域になるには、専門職の皆さまおひとりおひとりの力が必要です。今後とも、専門職の皆さまのニーズに沿えるよう、センター一同力を尽くしていきたいと思います。第2回目研修会のお申込も受付けしておりますので、ぜひともご活用ください。今後とも、どうぞ宜しくお願いします。