医療介護の専門職が必要な社会資源について、不定期に発信していくコラムです。
　今回は、「高崎市手話通訳者派遣事業」その１になります。

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　一言で、「聞こえない」といっても、その中身は非常に多様です。
　胎児期からの失聴もあれば、加齢による失聴もあります。聞こえの程度も軽
度から重度の人まで様々です。さらに、幼い時から言語訓練を受けた人、不就
学のまま成人になった人、地域の学校で学んだ人、大学を卒業した人など、成
長の過程も人それぞれです。
　この様に、さまざまな背景を抱えた、聞こえない人それぞれが望む、コミュ
ニケーション方法にはたくさんの違いがあります（手話、指文字、筆談、読話
、口話、指点字、触手話など）。
　手話通訳者は、このうちの『手話』をコミュニケーション方法とする聞こえ
ない人と、手話のわからない聞こえる人とのコミュニケーションをつなぐ役割
を果たします。
　手話通訳者派遣事業は、障害者総合支援法に定める地域生活支援事業のうち
、意思疎通支援事業に定めのある事業です。市町村の責任で、日常生活で手話
通訳を必要とする場に手話通訳者を派遣します。
　高崎市も、手話通訳者派遣事業を実施しています。詳しい内容については、
下記まで気軽にお問い合わせください。



≪高崎市手話通訳者派遣事業≫
高崎市障害者支援SOSセンターばる～ん
〒370-0829　高崎市高松町5-28
高崎市総合保健センター2Ｆ
TEL 027-325-0111/FAX 027-325-0112
Mail shuwa@city.takasaki.gunma.jp（派遣事業専用）

【開館日時】
火曜～日曜（休館日：月曜・祝日・年末年始）
午前10時～午後6時　※相談対応できる日時です。
◎手話通訳者は、どの日時でも派遣します。ご相談ください。

【執筆者】
高崎市手話通訳者派遣事業担当（高崎市障害福祉課給付担当）