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活動報告2024-09-13 第1回「医療・介護現場における身寄りなし高齢者の身元保証支援を考える」を開催しました





令和6年度 第1回在宅医療・介護連携推進事業研修会「医療・介護現場における身寄りなし高齢者の身元保証支援を考える」の研修会を開催しました。

【開催日】令和6年9月3日(火)14:00~16:00
【講師】
 「身元保証問題について考える~法的立場から見た現状と課題~」
 弁護士法人龍馬
 板橋 俊幸 氏(弁護士)
【事例】
「知的障害、身体傷害がある身寄りのない方」の事例
 権利擁護センターぱあとなあ群馬 
 須田 和也 氏(社会福祉士)
  
【参加者】お申し込み者 107名 
     /参加者 98名
【参加者資格】介護支援専門員 75名、ソーシャルワーカー 14名、リハビリセラピスト 3名、保健師2名、看護師6名、その他1名
  
 前半は、講師による講義や事例発表でした。板橋先生からは、弁護士の視点から身元保証の問題について現場で起きていることとして、身元保証人の問題、身元保証団体の利用の実態などをお話いただきました。

 次に、須田先生からは、“権利擁護センターぱあとなあ”のご紹介をいただき、知的障害、身体傷害がある身寄りのない方が障害者のグループホームから有料老人ホームに住み替える際についての事例をご提供いただきました。

 後半は、須田先生の事例をもとに、事例検討会をおこなっていただき、グループにいる多職種それぞれの視点で問題点や解決方法を話し合っていただきました。
最後のまとめでは、須田先生から「専門職の皆様にお願い」として、「知的障害があっても、認知症があっても、本人がどう思っているだろうか?を、まず第一に考えていただきたい」「他県では、多職種で身元保証や医療同意などを考える勉強会をおこなっており、そういった活動にも繋げてもらえるといいと思う」と、板橋先生からは「どの専門職にたどりついたかによって、その人の人生が変わります、今日も皆さん事例検討の中でいろいろな方法を語ったと思います。自分のところに来た人たちに最善のケアプランを立てていただければと思います」「今回の事例検討をきっかけに、自分がわからないことは、わかる専門職に聞ける環境をつくってください」と、締めくくっていただきました。参加者からのアンケートでは、「意思決定について、契約について、もう少し勉強したいと意欲が出てきました」「本人の権利を守る為の制度でもあり、本人の権利を制限してしまうこともあることを念頭に置いて考えていく良い機会だったと思います。」など、多くのご意見・ご感想をいただきました。

 第2回の研修会は、「医療・介護サービスに繋がらない方への支援を考える」研修会です。すでに、ホームページでご案内をしております。※詳しくは下記をご覧ください。
 今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


■添付ファイル: 2回目研修会チラシは、こちら

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