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活動報告2024-03-22 第4回 在宅医療・介護連携推進事業研修会 「超高齢社会の「お口の災い」に立ち向かう!歯科と栄養の取り組みと地域連携」終了しました





令和5年度 第4回 在宅医療・介護連携推進事業研修会「超高齢社会の「お口の災い」に立ち向かう!歯科と栄養の取り組みと地域連携」の研修会を開催しました。

【開催日】
 令和6年3月19日(火)19:00~20:30
【講師】
 希望館病院 小松 倫子 先生
 (在宅訪問管理栄養士)
 「低栄養を防ぐ訪問栄養指導、
介護食の紹介」
 こたに歯科 小谷 隆司 先生
 (歯科医師)
【講義】口腔機能の低下の防止、
【事例】「食べたい」を叶える多職種連携
【事業説明】
 高崎市歯科医師会
理事 小野田 紀生 先生(歯科医師)
 「高崎市歯科医師会の取り組み」
【参加者】
 お申し込み者 48名/参加者 36名
【参加者資格】
 介護支援専門員 5名、医師1名、歯科医師7名、栄養士12名、看護師 1名、
ソーシャルワーカー 3名、リハビリセラピスト 3名、連携部長1名
  
 前半は、講師による講義や事例発表でした。小松先生からは、適した形態、歯の欠損、咀嚼機能を確認し、必要があれば、歯科治療に繋げる。基礎体力・環境を整えることで食事の意欲に繋げることが大切であることをお話しいただきました。講義をしながら、嚥下食の試食体験など交えていただき、参加者は味や食べやすさなどを体験することができました。
小野田先生からは、高崎市の高齢者の現状と訪問歯科相談センターのご紹介をいただきました。小谷先生からは、口腔機能の低下、入れ歯の役割、嚥下について、そして歯科に繋げるため関わる職種の気づきの大切さについて、お話しいただきました。
後半、事例検討会では、小谷先生「口の中が痛くて食べられない方」についての事例をご提供いただき、グループの多職種それぞれの視点で問題点や解決方法を話し合っていただきました。
 最後のまとめでは、小谷先生から「この事例検討に答えはありません、皆さんで意見を出し合っていただくことが目的でした」と前置きがあり、お口の問題には、「痛みの解決」「乾燥の改善」「栄養の改善」「食事形態を本人の機能にあわせる」「多職種で取り組む口腔ケア」これらが大切であるとお話いただきました。そして、この事例では、口腔粘膜の改善によりご本人の「食べたい意欲」が湧き、お食事ができるようになったことをご報告いただき、まとめとなりました。
 参加者からは、「普段、話すことが少ない職種の方と話すことができ、とても有意義でした」「日頃栄養指導(低栄養の改善)は難しいと思っていたが参考になる」「口腔ケアの内容、歯科へのつなぎ方が理解できた」「グループに歯科医師の先生がいらっしゃってすごく勉強になりました」「自ら訴えることができない高齢者の方は、周囲にいる人が気づき、適切な支援をしていくことが大切であることが再認識できた。」など、多くのご意見・ご感想をいただきました。
 今年度の研修会はこれで終了となります。
 次年度の研修会が決まりましたら、ホームページでご案内をいたします。
 今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


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