お知らせ
令和3年度 在宅医療・介護連携推進事業研修会「感染症流行下での病院との連携」の研修会を実施しました。
今年度も猛威を振るい続ける新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、研修会の形態は動画配信に加えて、参加者と講師、参加者同士の情報交換・情報共有を目的としてzoomを使ったオンライン研修の形式を導入いたしました。
「感染症流行下での病院との連携」
【日時】
令和3年5月12日(水)18:00~19:30
【講師】
独立行政法人国立病院機構 高崎総合医療センター患者サポートセンター ソーシャルワーク室長 篠原純史 先生
【講義】
感染症流行下での病院との連携
【グループワーク】
地域関係機関との連携で工夫されていること
【当日参加者】
26名(うち居宅介護支援事業所18箇所、施設2箇所、訪問看護ステーション2箇所、訪問介護事業所1箇所、その他3箇所)
講義は、病院の紹介、感染症対策の話からはじまりました。そして、面接ができない問題に対する提案として、まずリモートの活用。そして、対面ができない状況のコミュニケーションのポイントとして「人が話の内容を理解するときに何を重要視するか」を例にして、電話で情報共有する際は声の抑揚、あいづちや傾聴など準言語を意識した連携が大切であるというお話をしてくださいました。
また、コロナ禍で重要となる「多層型連携モデル」(※連携先の組織を意識すること)をお話しくださいました。
講義の結びとして講師が語った”安全があっての支援であること。自分たちもひとりの生活者であること、誰かの家族であることを意識し自身の健康があっての支援であることを忘れない”という言葉は専門職にとって忘れてはならない基本であり、重要な視点であると印象に強く残りました。
グループワーク参加者による発表では、「オンラインの時間と場所を決めて、面会を実施しているが、職員を配置する必要があり、面会に人員を配置することによって他の業務に影響が出てしまう」「コロナ禍により、終末期にかかわらず在宅選択者が増えた」「県外在住の家族がオンラインツールを使ってお互いが顔を合わせることができた」などのご意見がありました。
アンケートでも「実際の受け入れ病院の実態がわかり、大変参考になりました。」「病院・他事業所の取り組みや苦労が共感でき、長引くコロナ対応ではあるが、頑張り対応して行きたい。」「思っていたより充実した時間になりました。お互いの意見も個々に伺うことができ、大勢の中で話をするより理解できました。」など好評なご意見をいただき研修会が充実していたことがうかがえました。
しかしながら、音声トラブルの回避ができず、参加の皆さまにはご不便とご迷惑をおかけしたところもございました。今回残った課題を次回の開催に活かしていこうと思います。今年度はあと2回のzoom研修会を実施しますので、皆様のスキルアップや情報収集にご活用くだされば幸いです。
現在、第1回動画研修会の感染管理認定看護師による「感染症の基本と災害時の感染症対策」を配信しております。きりゅう医師会の研修会とのタイアップとなり、配信期間が7月までの延長配信になる予定ですので、未視聴の方は是非お申し込みください!
主に医療介護関係職種の方の相談をお受けしています。
相談への対応は看護師、社会福祉士がお答えします。
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